ブログ

  • 映画『鑑定士と顔のない依頼人』

    映画『鑑定士と顔のない依頼人』

    佐野 ヒロシ

    映画『鑑定士と顔のない依頼人』

    これを書いている時点(2019年)からするとかなり前の映画になってしまった。私の中では色あせないし、ドキドキする展開もいまだに新鮮だ。はじめから「ダマし」がテーマだ。それだけでも、私にとって合格だが、映画の中の「映画のダマし」が幾重にもコーティングされて、監督の術中の深みがいかにすごいかを堪能させられる。主人公は偽物を見破る名人であって、どんな風に騙されてしまうのかを、こちらは目撃するが、観る側がすでに映画に入り込んで、主人公と一緒に壁のすき間を覗き込む、という仕掛けがまたすごい。本当に騙されたのだろうか、という余韻もリアルで、哀れみと共感が観る人の人生観に突き刺さるのも、この映画の楽しみだ。(hs)

    監督 ジュゼッペ・トルナトーレ公開 2013年12月
    評価
    4.6/5

    more

    Share on twitter
    Twitter
    Share on facebook
    Facebook

  • 『十二人の死にたい子どもたち』

    『十二人の死にたい子どもたち』

    佐野 ヒロシ

    映画『十二人の死にたい子どもたち』

    いろいろな要素が組み合わされて到達した幸福な映画だ。
    題名や予告編を見てミステリーやサスペンスを予想するとすこし裏切られる。映画『トリック』の監督(私は好きでよく観た。最近ネタ切れかと思っていたら、こんなすごい映画を作っていた)が、この映画も最後まで楽しませようとして、成功している。そしてなにより魅力的にしているのは「死」という重いテーマと、もうひとつ子どもたちの孤独をときほぐす「疎通」という隠れたテーマがあったことだ。
    この映画には杉咲花、北村匠海をはじめとして、力ある若手が集っていてその後の彼らの活躍を見ると、あらためて価値が分かる。

    (hs)

    監督 堤幸彦
    公開 2019年1月
    評価
    4/5

    more

    Share on twitter
    Twitter
    Share on facebook
    Facebook

  • 労が多いことごと

    労が多いことごと

    労多いことごと

    広葉樹林が本州の北まで広がる暖かな時代が日本列島にあったらしい。縄文時代の遺跡からくるみを食べた痕跡が見つかるということだ。くるみ割りに挑戦してみた。はてしない作業に思われたわりにこれほどだった。

    佐野ヒロシ

    映像関係の仕事に長年たずさわる。ネットに興味をもつ。

    最近の投稿

    copyright © 2018 hiroshi sano

  • 鎌倉駅のプラットフォーム

    鎌倉駅のプラットフォーム

    鎌倉駅のプラットフォーム

    誰もこのプラットフォームを目指して来たわけではない。電車からドッと出てくる観光客は出口に急いでいく。このホームの魅力に足をとどめる人は少ない。

    佐野ヒロシ

    映像関係の仕事に長年たずさわる。ネットに興味をもつ。

    copyright © 2018 hiroshi sano

    最近の投稿

  • インターネットは荒野か? Yes!

    インターネットは荒野か? Yes!

    佐野 ヒロシ

    インターネットは荒野か? Yes!

    ネットの世界は荒野である。荒野だから耕せる。インターネットは耕地でもある。
    というのが結論、以上。
    それだけではそっけないので、こんなことを言い出すきっかけ。
    HTMLでピクセル単位でレイアウトしたサイトをなかなかこわせない。この心情私だけなのかもしれないが、、
    そこで、耕地とはなにか、に思い至る。耕地って毎年リセットしてるやんけ!

    佐野ヒロシ

    映像関係の仕事に長年たずさわる。ネットに興味をもつ。

    copyright © 2018 hiroshi sano

  • ジャガイモ

    ジャガイモ

    ジャガイモ


    最初のきっかけは、スーパーで買ったじゃがいもに芽が出てきたことだった。台所のすみに、ほったらかしのあのじゃがいもだ。試しに土に埋めてみたところ、心細げだが、葉がでた。その年、大小5、6個の収穫が出来た。
    土をくずしていくと、じゃがいもが現れてくる。そのささやかなワクワク感が家庭菜園の楽しみだ。
    今年は、自然に葉が出たのが、うれしい意外性だ。掘り残された、種いもとなって、来年を期待させる。

    佐野ヒロシ

    映像関係の仕事に長年たずさわる。ネットに興味をもつ。

  • 穏やかな人

    穏やかな人

    穏やかな人

    庭にカモミールが咲いた。雑誌を何冊かならべたほどのスペースにまいた種だったが、あふれんばかりにみごとに繁茂している。

    花の中央部が黄色く見事に盛り上がったジャーマンカモミール。花をいくらつんでも摘みきれない。


    ポットにいれて熱いお湯をそそげばハーブティー。


    「おだやかな人」そんな人になりたくて、毎日飲む今日このごろです。

    佐野ヒロシ

    WordPressでページを作成しています。

    copyright © 2018 hiroshi sano

  • 巨星落つ

    巨星落つ

    巨星落つ

    やはり巨星落つという表現にしくものはない。その人は山のごとくでもある。多くの弟子がいる。ひとつのことというよりも、求めるものを与える豊かな自然のようだ。

    佐野ヒロシ

    映像関係の仕事に長年たずさわる。ネットに興味をもつ。

    copyright © 2018 hiroshi sano